注文住宅完成までの流れ

住宅は大まかに分けると、建売住宅と注文住宅があります。
すでに完成しているものを引き渡してもらう建売住宅とは違い、注文住宅は完成までに買い手が
施主として様々な工程に参加したりチェックしたりする必要があります。

・注文住宅の流れはハウスメーカーによって変わる
注文住宅が完成するまでの流れは、業者によって違います。
しかし大まかな流れに関しては、何処も同じでしょう。
そこで、注文住宅が完成するまでの流れを簡単にまとめます。

・予算決定からローン契約
まずは予算を決めた上で、どこの土地に注文住宅を建設するのかを決めます。
そしてハウスメーカーと共に、建設プランを決めていくことになります。
ある程度話が固まったら、住宅ローンの事前審査です。
住宅ローンを申し込むタイミングは、基本的な設計が出来上がり資金の目処がついた時です。
事前審査に通ることができれば本審査となり、本審査に通ったら住宅ローンの契約となります。

・土地契約から引き渡し
住宅ローンの本審査が通り建設する住宅の詳細がハッキリしたら、いよいよ土地と建物の契約に移ります。
そして土地の所有権の移転が完了したら、工事となります。
工事が一旦始まると、基本的に業者に全て委ねることになります。
工事が完了すると、住宅設備の説明と鍵を受け取り、引き渡されることになります。
後は引っ越しをすれば完了です。

主なものは建築確認申請ですが、申請から認可が下りるまで建築工法により多少の変動がありますが、
2~6週間程度が必要です。これと並行して、建築現場では地鎮祭、地盤調査・地盤改良を行います。
確認申請が下りた段階で、基礎工事(1カ月程度)を行い、さらに建物の工事を進められるのです。
構造によりますが、建物がある程度出来上がったところで、上棟式を行って施主から関係者への感謝を伝えます。
続いて、建物工事・付帯工事を経て、完成に至ります。
上棟から完成までは、木造在来工法であれば45~150日程度が目安です。ただし、規模や工法によって大きく工期は変わります。